Lost Memory














『ま、真央ちゃん!』







思わず割って入ってしまった。
知りたいの、理由を。








「あ、彩葉ちゃんだーー!久しぶりー」






『引越ししてくるの?』






私は質問をしてから唾を飲む。







「そうなの、私のお父さんと奏多くんのお父さんが仕事の同僚なの。それでここに転勤になったの」






同僚。
そっか。






「真央がこっちに来るなんて、かあさんも喜ぶよ」






その言葉を聞いて確信した。
親、公認で交際してるんだ。