Lost Memory













「なんだよ、ただのネックレスじゃん。隠すほどのもの?」





『ただのネックレスじゃないもん!返して!』





「やだねー」







ブチ……





嫌な音と嫌な予感がした。





ジャラ………






床に落ちる音。
そう、ちぎれてしまったネックレスが。






「あ………」




『うそ………でしょ…』







心臓が浮いたような感覚を感じた。


それと同時に溢れんばかりの涙が流れ出てきた。