Lost Memory













仰向け状態の私の上には四つん這いの奏多。






『か、黒崎……?』






奏多の顔が近づいてくる。
あと少ししかない。






「白木………」






私は目が潰れてしまうんじゃないかってほど目を強く閉じた。







「っしゃ、げっとーー!」






しかし、奏多のその一言で正気に戻った。






『あ、ちょっと返してよ!!』







思い出のあのネックレスは奏多の手に渡ってしまった。