「私達は、あの子がジャングルジムから落ちたって嘘をついてしまったわ。だけど、本当は家族全員を一気に失ったショックでの記憶喪失」
『き、記憶喪失………!?』
「だから、今でもたまにさっきみたくひどい頭痛が起きるの。」
『そ、そうだったんですか』
「学校でのあの子の事頼めるかしら。お願いします。様子がおかしかったり頭痛もあるから、心配なの!」
叔母さんは椅子を立つと、床にしゃがみこんで頭を下げ始めた。
『やめてください!黒崎君の様子見るくらいいくらでもしますから!』
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叔母さんは話してる時泣いていた。
その時に全力で堪えた涙が大量に溢れ出てきた。
『やっぱり、奏多だったんだ……』


