Lost Memory
















「遊ぶ予定決めてんのか!どこ行くわけ?」




『あ、私は……』






私が断ろうとすると、奏多の言葉にはばまれた。






「遊園地」




「へぇー、遊園地か!めっちゃいいじゃん!」





大和くん、すごく乗り気だ。
ますます断りにくいよ。





「楽しみだな、白木!」



『え、あ、そ、そうだねー』






大和くんは「じゃっ」と言って帰って行った。







「お前、行きたくないんだろ」




『え?』




「さっきから嫌そう」





図星過ぎて言葉が出ない。
嫌って訳ではない。
でも行きたくない。




言葉では説明しにくいんだよ。