Lost Memory
















『そうだよね、真央ちゃんに悪いよね』





どうしようどうしよう。


普通ならすっと断るはず。
だけどこんなに考えるなんて、本当は行きたいのかな?




行きたいような行きたくないような。






授業中その事で頭がいっぱいで、先生の話が耳に入らなかった。





廊下で聞こえてくる奏多と真央ちゃんの声。






「やったやった!彩葉ちゃんと遊べるね!」




「まだいいって言われてないんだろ?」





「大丈夫だよー。遊園地って言えば行きたいって言うんじゃないかなー?」





「言いそう。」





「ねっ、でしょ!」







…断りにくくなってきた。