Lost Memory
















『美香ちゃーーーーん!』





私は美香ちゃんに泣きついて、事情を説明した。






「なんちゅう複雑な。嫌なら理由考えてあげるから断る?」




『そりゃ奏多と遊びたいけど真央ちゃんと仲良い所見たくないし』




「こんな事言われたくないかもしれないけど、大和くんとお似合いよ?彩葉」





『うそっ!』





「本当本当。てか、大和くん彩葉の事好きそーだし。」






美香ちゃんが意地悪そうな顔になっていくのとは裏腹に私の顔はどんどん赤くなっていく。






『そ、そんな事無いよ!ないない!』






美香ちゃんは「わかんないよー」とだけ言って席に着く。





「とりあえず、黒崎の事諦められないんなら行かない方がいいんじゃない?」