次の日、学校で真央ちゃんとすれ違う度に複雑な気持ちになった。
真央ちゃんというお似合いな彼女がいるのに諦められないなんて、バカみたい。
だけど、もうすぐ終業式で夏休みになるから会わなくてすむ。
「あ、いろはちゃーーーん!」
真央ちゃんと目が合った時、急に名前を呼ばれた。
『ま、真央ちゃん。どーしたの?』
「彩葉ちゃんって彼氏いたんだねっ!」
『あ、あれは…』
「奏多とも仲良いみたいだし、今度ダブルデートしよ!」
『え、ちょっとそれは……』
「彼氏さんに聞いておいてね!じゃあねっ」
『え、待っ……』
どーしよ。
大和くんは彼氏じゃないし、そんなメンバーでなんて行きたくない。
「え?白木彼氏いんの?」
『大和くん!……いないよ!』
みんな急に現れて声かけてくるから、ビックリして寿命がどんどん縮まって行くよ。


