『あれ?この辺だったよね?』
元居たはずの場所にみんなはいなかった。
「人多いし、他の場所で待ってるのかもな」
『そうだね、探そっか』
私達ははぐれないように意識しながらキョロキョロと目で遠くを探した。
『あ!ねえ、あれって麻里絵と田中くんじゃない?』
「本当だ!……あ、待ってメール入ってる」
人混みの中で麻里絵と田中くんは手をつないでいた。
もしかしたら2人ずつに分かれてるのかもしれない。
そしたら私は………
「俺たちみんな男女ペアで分かれたから、って書いてる。」
うそ。
じゃあ大和くんと二人きり!?


