本当に申し訳ない。
私は何も美香ちゃんに話していないのに、美香ちゃんは私のことを心配して理解してくれる。
すごくいい友達をもった。
『ううう〜……美香ちゃーん…ひっく…』
美香ちゃんは私が落ち着くまで背中をさすって優しい声をかけてくれた。
そして、二人で近くのベンチに座って美香ちゃんに全てを話した。
小学校の頃の事。
奏多と再会した事。
そして、奏多にフラれた事。
美香ちゃんはずっと「うん」と頷いて最後まで聞いてくれた。
「ごめんね、彩葉。気付いてあげられなくて。」
『なんで美香ちゃんが謝るの』
さっきまで優しい顔で聞いてくれていた美香ちゃんは顔をくしゃっとさせて涙をこぼした。


