「元気、俺、ダメかもしれない。」






「はあ?」






海緒ちゃん
海緒ちゃん
海緒ちゃん











「あの子?何だっけ?海緒ちゃん?だっけ?」






「あの子のこと翔好きなの?」




好きだ

好きだ



大好き大好き大好きだ。




「好きだ。」










「翔なら選び放題だろ!」


「でもよー、海緒ちゃん?翔のこと好きなんじゃないの?」








「俺は嫌われてる。」















そしたら元気は何も言わずに俺の頭を撫でた。










俺はめいいっぱい泣いた




情けね…ー