ツンデレツン


放課後、窓からオレンジ色の光が
一杯に室内に流れ込んでいる。


校庭からは部活をしている
先輩達のかけ声。


それを聞いて
部活動選択ももうすぐだな
と思った。


しばらく外を眺めていが、
鞄を握る。




「よーし、いっちょ汗かいてこよ!」




*******


そして、今私がいるのは
バッティングセンター。


私は小さい頃から野球が大好きだった。


正しくは、小さい頃に
よく大和と野球につき合わされ
無意識に好きになっていた。


カーンと乾いた金属音が
次々と耳にこだまする。


ふと自販機の隣のベンチに目をやると
高峯高校の制服を着た男子が
退屈そうに前を眺めていた。


基本は黒髪だが、彼の黒髪の所々に赤い毛が見えかくれしている。