でも今から行ったら少なくとも 先生の目にふれるのは確か。 それだったら、いっそサボった方が。 バレなきゃいいの、バレなきゃ。 大体、今は入学式。 先生達は総動員で会場の体育館にいるはず。 よって職員室は無人。 廊下でバッタリ会うなんて事は ありえない訳だ。 「よっし、サボろう!学校探検でもしよー!」 茜は私の返答に満足げに笑った。 「じゃあ荷物、教室に置いてこよ」 木の香りが漂う昇降口。 買ったばかりの上靴をはく。 茜と私は教室が離れていて、 茜の教室は渡り廊下を通った 所にあった。