いつも通りに始まるHR。




いつも通りの授業。




時間はあっという間に過ぎて今はもう放課後。






「沙羅。帰るぞ。」






そう言って、私の机のところまで迎えに来てくれる晄。





「うん。帰ろ!」







そう言って、私と晄は家路につく。









他愛のない話をしながら、歩く帰り道。





それは、どの時間よりも楽しくて幸せなんだ。









「なぁ沙羅。」






「ん、なに?」





晄がその場で立ち止まったので、私も晄に合わせて立ち止まる。






この場所は、小さい頃晄とよく遊んでいた公園だった。






この公園は高校から家に帰るときの道にある。







「そこの椅子に座ってこうぜ。」






そう言って私の手を握って引っ張ってくれる。