お父さん、桜、恭介がいなければ私はきっと生きることをすぐに諦めたと思う。



病気で死ぬなら今死のうってきっと思ったと思うわ。




桜と恭介はわかるでしょう?


きっと、陽菜と仲のいい友達のお母さんとお父さんだと思うわ。





お母さんはね、病気だって知った時、絶望したの。




生きることに。




そのときにね。晄、桜、恭介、お母さん、お父さん、クラスのみんなが支えてくれたの。





私は、それでねあと少しの時間をがんばって生きていこうって思えたの。





晄っていうのは、陽菜のお父さんのことよ。





晄たちは、私のために一生懸命いろいろなことをしてくれたわ。






晄たちと過ごした時間は私にとって宝物なの。





私と、晄の子供の陽菜もね。




すごく大切な宝物よ。





私の手で守ることができなくてすごく悔しい。




だから、祈ってます。



陽菜が素敵な人生をおくれますようにって。





陽菜の名前の由来はね、陽だまりのように暖かくて、みんなを照らすことができる人になってほしいからなのよ。




晄と一緒に決めたのよ。




陽菜。




生きることはね。難しいことなの。





みんな当たり前のように生きているけど、当たり前のように生きられない人もいる。



それが、私だったの。




すごくつらかったわ。