*理恵Side*
ここは何処?
私は気付けば知らない所に来ていた。
人通りの少ない路地に私はいた。
空を見上げると、もう日が沈んで暗くなっていた。
悠斗の為にも、この答えは間違っていないはず。あそこで私も好きと言ったら、私の恋は叶うけど、悠斗がどうなるか分からない。
これでいいの。私は悠斗への気持ちを消さなきゃ。
「う…っ…」
だけど消せない。私の目から再び涙が流れた。
私はその場にしゃがみ込んで泣いた。
1人で
静かに泣いたんだ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…