え…今、悠斗が私を好きだって…?
なんでなの…?
凄く嬉しいのに。
なんで幸せは
私を不幸にするの…?
気付けば、私の頬には涙がつたってい
た。嬉し涙なのか、悲し涙なのか。
自分にも分からない。
両方の感情の涙なの…?
わかんない…
この日。
私は、思いを押し殺しながらも
「ごめんなさい」
フッて走った。
泣きながら。
行き先も決めずに。
宛てもなくただ走ったんだ。
大好きだよ…
でも神様は
私達が付き合うことを許さない。
大好きなのに…
どうして?
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