バタン

私が隼人さんについて行くと、人通りの少ない廊下の近くにある部屋に来た。

「あの…何でココ?」

私は不思議に思って聞いてみた。別にこんな人気の少ないトコ連れて来なくてもいいんじゃ…

「あ?」
「ふへっ⁉︎」

なんかキャラ変わってません⁉︎
変な声出ちゃったじゃないですか!

「クククッ…」
突然隼人さんが笑い出した。

「なっ⁉︎」
「いや、お前変な声出したなって。
あー猫被りってめんどくせー!」

ね、猫被り?

「あのう…猫被りってなんですか?猫の帽子なんて被ってないじゃないですか」

「は?え…お前って天然?」

「ぷぅ〜天然じゃありません!」

みんな天然って言うけど天然じゃないもん!

「だーかーらー!普段はいいこぶってて実は…みたいなやつ。俺みたいなんがそーなの!」

「へ、へ〜」

実はよく分からない…

「うし!お前は俺のもんだ!」

「へ⁉︎」



この人は俺様でした…