「…お前、まだ送信前だった…」
「ああ、なかなか決心がつかなかったようだから俺が送信しといた。」
そういうとこいつは笑顔でピースしてきた。
俺はいっぱつゲンコツをお見舞いすると携帯を放り出した。
信じられない
信じられない
「お前、自分が大切だったら、10秒待ってやる。逃げろ、逃げてくれ…」
お前が横にいると殴りかねない
「自分は大切なんだけど…それより親友の恋への興味の方が大きいな♪」
………
俺が怖い目でにらんだことで流星は逃げるために立ち上がろうとした。
そのとき、
携帯がメールを着信して音をたてた。
俺が恐る恐る携帯を覗くと(横から流星も覗き込んでいた)
着信は唯からだった。
俺は大慌てでメール見る。
『悠斗へ
まだ無理は出来ないけど、熱は下がってだいぶ楽になりました。
話しのことなんだけど、ごめんなさい。私はあなたに会いたくない。』
俺はため息をついた。
これは予想内
『気持ちは嬉しい。でもあたし達はただの幼馴染みだから、謝らなくても大丈夫。何も心配しないで。元気でね。
唯』


