「…熱が、あるの。朝から。でも今日は生放送だから。休めないから。」 『熱!?ちゃんと休めよ!』 悠斗があたしを心配しているのが分かる。 「ねぇ、悠斗。」 『ん?』 悠斗の声はまだ心配そうだ。 「…ずっと、謝りたいことがあって…」 『っ…それは俺だよ。唯は何も…』 そのとき、あたしは座っていられなくなって倒れてしまった。 薄れていく意識の中で、携帯が落ちたときの音が聞こえたのか 『唯!?…唯!』 電話ごしに悠斗の声が聞こえたが、あたしにはどうすることも出来なかった。