おっと。
これはまずいか・・・
そう思っていたがよく音を聴くと聞き覚えのある音だった。
もしかして。。。。
いや、そんなわけない。わかるはずない。
雷劉が現れるわけない
そう思っていたのに・・・

「俺等の副総長が邪魔したな!!だがここからが本気だ!!!我等雷劉!!!!副総長雷龍を手助けする!!行くぞ!!!」
『おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』

まじかよ。
なんでくるんだよ。
オレお前らを裏切ったも同然なのに。

「雷龍!!!!俺等をナメるな!!!!お前は一生俺等の仲間だ!!!!何があってもな!!!わかったか!!!!!」
「何でだよ・・なんでお前らは。。。でもありがとう。
オレやっぱお前ら大好きだ」
「炸焚さん。俺等炸焚さんに憧れてここに居るんですから離れるわけないじゃないですか。ナメないでくださいよホントに」
オレのそばにまで来て言ってくれたのは南飛だった。
「ありがとう。南飛」
「雷龍、照れますからやめてください。早く大切な人の場所に行って下さい」
「わかった」

オレは雷劉の奴等に救われ夏紅夜の居るであろう2階へ向かった。