「他は?」
「他はわからない。でも1つ気になることが」
「気になること?」
「うん。さっき崚駕さんの話を聞いてなんで夢波と一緒に転校してきたかってことが」
「たしかに。言われてみればそうだな」
「同じ日に転校生って珍しくない?僕らみたいに何かあるのかなって思って」
それはありえる。
そこが今回の件に関係している気がする。
「そこがわかればなんとかなるのに・・・」
「調べてみようぜ?」
「それならもう調べなくて大丈夫だぜ?」
「え??どういうことだ?靖珂」
「俺たまたま聞いたことがあるんだけどなんかあの2人カレカノか義理の兄妹って話だ。」
「あと夢波が夏紅夜ってやつにに暴力か脅しかをしてるって言う噂もあるぜ?」
「「なんだって!!!!」」
靖珂と鎧磨の言葉を聞いて全てが繋がったような気がした。
それで炸焚はあんな言葉を。。。

「靖珂、鎧磨ありがとう。これでたぶん全部が繋がった」
俺はみんなのお陰で真相にたどり着けたはず。
炸焚待ってろよ?
お前も夏紅夜ちゃんも絶対に助けてやるから。
俺は心に決め炸焚の元へ向かった。

だが、炸焚は学校にも自宅にも居なかった。
おい。炸焚。
お前は今何処に居るんだ?
俺たちは手分けして探すことにした。
-side end-