が、そこには誰もいなかった。
気のせいだったのだろうと思いオレはまた帰路を歩き始めた。

家につく頃にはそんなことも忘れオレは着替えた。

「あーあ。腹減ったな」
独り言だが言ってしまいオレはまたため息をつく。

「散歩でもいこ」

オレは近場を歩いて回ることにした。