「つーことはやっぱ俺等を潰そうってことか」
「まぁトップな訳だしそーゆーのもたくさんあるよね」
「あとはどう止めるかだよな」
「そこが問題。今この学校には雷劉メンツはまぁまぁいるが実を言えば他の族も居る。それに加え昨日の転校生2人」
「転校してこれるってことは俺たちみたいに烈霞の他のメンバーも居るってことになるよね」
「だからいつ仕掛けられるかわからない」
「てことで俺たちが転校してきたわけ。わかった?さっくん」
ニカッって音が聞こえそうなぐらいの満面の笑みを見せてきた湊羽。
その笑顔はやっぱり癒される。

「もー聞いてんの?さっくん?」
「あ、わり。ついな」
さすがにキモいから言えねぇから軽く流した。

「ありがとな。お前ら全員やっぱ最高のダチだわ」
「なんだよそんな改まって!照れるからやめろ」
「はいはい」
「つか湊羽お前よくわかったな俺が理由聞きたいと思ってたの」
「なんとなくね~」
「湊羽らしいな」
「へへっ☆」

オレはそう言いながらももう一度ありがとうと心の中で言った。