次の日オレはもう一度夏紅夜の家を訪れた。 だがそこにはもう貸家という看板が立っていた。 周りの人に聞いた話だと夕方出て行ったらしい。 そこで初めてオレは “またいつか逢えたなら” という言葉の意味を理解したのだった。 オレはその夏休みを何もせずに過ごした。 そして2学期が始まり 崚駕と出逢った。 これがオレと夏紅夜の繋がりだ。