「なに知らないふりしてるの? 確かに無表情だから分かんなかったけど。」 もう抵抗できない。 「そうだよ。私は小6のときまで須山くんと仲良くしてた片山萌那だよ。」 「やっぱり。変わったな」 「須山くんもね じゃあ私は帰るね」 「おう」