「楽しかったねー昨日」

次の日の昼休み、思い出したように涼華が口を開いた。

昨日はみんなで乾杯した後
店長さんが作ってくれた美味しい食事と、私達が作ったケーキを食べながら結構遅くまで盛り上がった。
早めに帰る予定だったけど、解散するまでずっと居座ってた。

「本当楽しかったー。店長さんのご飯めちゃくちゃ美味しかったし♪」

「ケーキも喜んでもらえたしねー!!」

涼華の予想通り南遥斗はチョコレートのケーキが好きらしく、喜んで食べてくれた。