「とりあえず座りな。食事が出来たよ~」

店長さんがテーブルいっぱいのごちそうを運んできてくれる。

「はい。ありがとうございます!」

嬉しそうに目を輝かせて返事をする南遥斗。

「岡崎さんがケーキ作ってきてくれたんだよ」

ケーキが入れられた箱をテーブルの真ん中に起きながら私達に言う。

「私だけじゃないです。涼華も手伝ってくれて。ね?」

「うん♪」

「どうせ涼華は大したことやってないんだろ?」

キャプテンが痛いところを突いてくる。