「おはよー。もう出来てる!」

調理室に入って来るなりびっくりしてる涼華。
目の前にはに出来上がっているリクエスト通りのチョコレートケーキ。

「…まだ完成してないの。あとはコレに描くだけ」

デコレーション用のチョコレートの板。
コレにチョコレートのペンでメッセージを描く。

「HappyBirthdayって。涼華にも出来るでしょ?」

「それなら出来る!任せて!」

チョコレートのペンできれいに描き上げた。

「後片付けもしてね。眠いー」

「出来たー!あれ?寝てる。時間までに起こせばいいか」