「んー。まだ内緒!」 教えてくれないのね… 「………」 「ごめんて!黙らないで~。期待させてガッカリさせたら嫌だからさ」 「………」 「大した場所じゃないんだ。俺が莉央ちゃんとそこに行きたいだけ!」 「とりあえずこっち」 向かったのは近くの駅。 電車に乗り込み座る。 走り出した電車の少し開けられた窓から気持ちいい風が入ってくる。 眠くなってきた…。 「寝てて良いよ。着いたら起こすし」 私の様子に気づいて声をかける。 「すいません…おやすみなさい」 ヘッドホンを着けて目を閉じた