僕は君だけを見つめてる


「大丈夫ですか?どこか痛い所は?」

顔の横にしゃがんだその人は上から顔を覗き込みながら聞いてきた。

(…痛い所)

「…頭と…肩と……あと…腰。…左側が全体的に痛いです」

「わかりました」

そう言って立ち上がり周りに居る仲間らしき人と話をして戻って来た。

「今から救急車に乗って病院に向かいます。…それで痛むとは思いますが担架に身体を移動させます」

そう告げると救急車から担架を降ろし運んできた。

数人が身体の周りを囲み担架に移動させる為の準備を始める。