僕は君だけを見つめてる

周りにはさっきまで腕に抱えていた荷物や肩からかけていた鞄が散らばっていた。

体を起こそうとしてみたけど身体中に激痛が走って起き上がれない。

かろうじて膝は立てられる。

「動かない方がいいです!!確か車にブランケットがあったはず…」

そう言って声をかけてきた人はブランケットを取りに行き、持って帰ってきたブランケットを私にかけた。

「救急車をお願いします。…人を轢いてしまいまして。高校生位の女の子です」

(…私、車とぶつかったんだ)

だから全身痛いわけか。