僕は君だけを見つめてる

いつもなら横断歩道の反対側まで走り抜けられるんだけど、
今日は両手いっぱいに荷物を抱えているからそれが出来ない。

それでも荷物を落とさないように極力早足で歩いていく。


もう少しで渡りきれるという所で前から車が曲がってくるのが見えたーー…

次の瞬間鈍い音と共に私の意識は途絶えた。



「ーー…大丈夫ですか!?」

どこからか声をかけられて目を覚ますと見えてきたのは空。

(…眩しい……いい天気だな)

…呑気な事を考えてる場合ではなくてどうやら道路に横たわっているらしい。