僕は君だけを見つめてる

普段使わない道を通れば少し早く着けるはず。

「マンションの前で待ってる」

「寒いから風が当たらない所に居てね」

「わかったよ。莉央…なんかお母さんみたい」

「…お母さんって。まだ高校生だってば!」

「そういう事じゃなくてさー。まぁいいや。後でね」

「はーい。じゃあね」

終話ボタンを押してポケットに携帯を戻した。

早く帰らないと本当に風邪引きそう。

動いてるならまだしも待ってたら寒さは倍だろう。

待ってる涼華が風邪引いちゃうから早く帰ろう。