僕は君だけを見つめてる

涼華がマンションに来るのが昼過ぎだからギリギリ間に合うかな?

ショッピングモールの中を歩き回ったからお腹もペコペコだし、帰ったらまず昼ご飯だな。

ブーブー

コートに入っている携帯が震えて着信を伝える。

ブーブー

鳴り止まないから電話か?
ポケットから取り出して通話ボタンを押す。

「もしもし」

「莉央ー。もうすぐ着くよ」

「涼華?今買い物終わってマンションに帰ってる途中」

涼華のが先に着いちゃうかも。

「あとどれくらいかかりそう?」

「…10分かな」