僕は君だけを見つめてる


「知りたそうな顔してるね」

そりゃ気になりはする。
考えてるといつもの口調で店長さんは続けた。

「少し離れた所にスイーツをメインにしたカフェがあってね。そこのケーキなんだ」

「普段はケーキはほとんど出さないんだけど、たまにそこのカフェのケーキを出させてもらってる」

「要するにそこの店長と知り合いって事。わかった?」

説明に一応は納得。

「…毎日出したらいいのに」

そうしたら毎日食べに来る。

「そういう訳にも行かない問題があるんだよ」