僕は君だけを見つめてる

2人が見てくるから食べるのを一旦やめて答える。

「その分からない事って何だと思います?」

「何かなー?聞いてもいいのかな?」

盛り上がっている2人をよそに食べ進めていく。

チキンライス美味しいな。

「なんと初めての恋の話なんですよ」

恋の話?!

「ゴホッ!ゴホッ!」

「ちょっとー大丈夫?」

びっくりしてむせた私の背中をさすってくれる涼華。

「…大丈夫じゃない」

「お水どうぞ」

店長さんが差し出してくれた水を飲んで落ち着いた。