僕は君だけを見つめてる


「部活無くたって普通は毎日来るもんでしょー!」

声大きい。耳キンキンする。

「涼華…もうちょっと声のボリューム落として喋って。頭に響く」

まだ体調戻ってないから、そのテンションきつい。

「あー。ごめん!」

まだ声大きいよ。

「…涼華。切っていい?」

「待って。体調大丈夫なの?学校終わったら行こうか?」

うーん?熱計ってないから分かんないけど、まだ少し怠いんだよな。

「大丈夫じゃないけど、1人で何とかなるよ」

「そうなら良いけど。いつ頃から来れそう?」