僕は君だけを見つめてる

車に揺られて家に戻る途中で聞いた話によると、うちの学校では3人が全国大会に進んだらしい。

「やっぱり全国は厳しいな」

3人しか行けないんだから相当なんだろう。

家に戻って自分のベットに寝転がりながら考える。
救護室で涼華に言われた事。

「こういう事は自分で気付かなきゃ意味ないのよ!」

「自分で気付くって…何を?」

よく分からない。
自分で気付くって何の事なんだろう。

下がらなくて高いままの熱で回らない頭で考える。

「とりあえず寝よう」

考えるのは諦めて目を閉じた。