僕は君だけを見つめてる

有名な選手だけあって1位を取る南遥斗。

「1位か。やっぱ優秀な選手なんだな」

グラウンドから聞こえてくる音を聞きながら呟く。

「のんきなこと言ってないで、次のレース始まるから準備して!」

「いつから居たの?!」

声をかけてきた涼華に驚いて起き上がる。

「いつからって…今よ」

呟いてたの聞いてたって事?

「莉央から他人の事聞いたの初めてかも」

ニヤニヤしながら喋る涼華。

「もー。忘れて!てか聞かなかった事にして!」