僕は君だけを見つめてる

食事もまともに出来てないから腕には点滴のチューブが繋がってるし。

「動いちゃダメよー。安静にしてて」

「はい…すいません」

動きたくて仕方ない。
早く走りたい!

「莉央ーあと30分で始まるから準備して」

涼華が迎えに来てくれる。

「わかった」

起き上がろうとする…ものの力が入らない。

「大丈夫?!やっぱり棄権した方が…」

「棄権はしない。大丈夫。走れるから!」

無理やり身体を起こして準備を始める。

「終わったら速攻で迎えに行くから」