照れるあたしを笑い、
カバンを肩にかけながら
あたしたちの元から去った。


「きゃーー!かっこよかったぁぁ!
あんなの反則っっ」


あたしより盛り上がるすみれ。


五十嵐くんは…罪だ。


友達のくせに期待させんといてよ、ばか。