そう言いかけたあたしの言葉は 五十嵐くんの制服に吸い込まれてく。 「…どうした」 あったかい…。 何が起きたのか、ようやく理解できた。 ああ、あたし… 五十嵐くんに抱きしめられてる…。 「…ひっく…ごめ……」 「謝んな。お前は何も悪くないやろ」 …何でこんなに優しいの…。 「ここで話聞きたいところやけど… 人きたら困るからな… 俺ん家でよかったら、来るか?」