世界一遠距離恋愛

「だからってあたしを難関国立大学クラスに入れたのは何でなのー…。」
「それはもう…決まってるじゃないですかっ!」
なぎちゃんが筆を持つ。なんだか段々書くスピード上がって来てない?才能を間違えた方向に使っている様にも思えるけど…なんて思っている間に完成した文字は『運命』。
「こうなる事はもう決まりきっていた事なんですよっ!」
「…いやいやいやいや!運命なんてまさか!」
「秋風先輩が絵里子先輩をあまりに強く思い過ぎた故、自分のクラスに引きずり込んでしまったんですよっ…!あぁっ、なんて素敵!神様グッジョブですよっ!」
『神様へ』という書き出しから始めてそのよく分からない神様に手紙を書き始めたなぎちゃんは、何かを思い出したかの様な顔をして再びあたしを見た。