「…ねぇ、どうすんの？」
「んー？何が？」
「分かってるくせにとぼけないでよ！…受けるの？手術。」
「んあー…成功率半分以下の？」
「…成功すれば生きれるかもしれないじゃん。」
「んー…俺よく説明聞いてなかったから分かんねぇ。」
「はぁ…私が着いて行って正解だったよ。」
「ははっ、さっすが花奏。しっかりしてるよなぁ。」
「はいっ、おふざけはここまで。…それでどうするの？受けるの？受けないの？」
「んー…お前はどう思う？」
「…私は透に任せる。」
「そうか…なら俺、絵里子に全部話して…それで決めてもらうよ。」
「…絵里子が話を全部聞くのに耐えられるかしら？」
「危なそうだったら俺が何とかするから。…あいつに聞いて、決めるよ。」