世界一遠距離恋愛

「もうすごかったよ、廊下が女の子でいっぱいになった。」
「あーもう悔しいなこの野郎!今度部活に遊びに行った時にとっちめてやる!」
お兄ちゃんは机をバンバン叩きながら一方的に謎の闘争心を燃やしている。
「…お前は?お前は渡したのか?」
「あー、うん。いちごミルクチョコのやつあげた。」
「可愛いなおい…よくそれあげる気になったよな。」
「だって欲しいって言ったんだもん。」
「は!?あいつ、遂にそんな事までし始めたのか!?」
お兄ちゃんは今にも椅子から崩れ落ちそうになっている。お兄ちゃん、黙ってれば彼女出来るはずなんだけどなぁ…
「あいつちょいちょい俺にお前の話してたからさぁ…」
「え?」