「ねぇ透ー…ホントに上手く行くと思うー?」
「大丈夫だって、絵里子ならやれる。」
所謂作戦決行日。朝早くから既に透がいるという謎の違和感にクラスメイトも少々怪しんでいるが、今日これから始まる一限の授業、いよいよあたし達の考えた授業を巧妙にサボる作戦を実行に移す。
「緊張するなぁ…。」
「こんぐらいで緊張すんなって。盛大にやれよ?その方が上手くいく。」
「恥ずかしいなぁ…分かったよ。」
そう言うと一限開始を告げるチャイムが鳴り、透とあたしはそれぞれの席に着いた。今日の一限は数学。あえて優しい先生の授業が一限の日を選ぶ透って…まぁこれで一限が鬼教官だったらあたしもなかなかやりづらい。
えっとー…透がシャーペン落とすのが合図なんだっけ?全く、分かり易すぎない?まぁいいんだけどさー…それにしてもいつ落とすのかな?気掛かりで授業が身に入らないよぉー…花奏に数学のノートもお願いしとかないと。
「えーっとじゃあこの部分、本山さん答えてくれる?」
「えっ!?あっ、はいっ!」
嘘でしょおおおおっ!?いつも指名とかしなくない!?何で今日に限って!?全然聞いてなかったよー…「分かりません」って言おうかなぁ…でもちゃんと聞いてたら出来るのに…。
にこやかにあたしが答えるのを待つ先生の手前、どうすればいいか分からなくなり冷や汗が出てきたところでタイミング良く透がシャーペンを落としてくれた。…作戦、開始!
「大丈夫だって、絵里子ならやれる。」
所謂作戦決行日。朝早くから既に透がいるという謎の違和感にクラスメイトも少々怪しんでいるが、今日これから始まる一限の授業、いよいよあたし達の考えた授業を巧妙にサボる作戦を実行に移す。
「緊張するなぁ…。」
「こんぐらいで緊張すんなって。盛大にやれよ?その方が上手くいく。」
「恥ずかしいなぁ…分かったよ。」
そう言うと一限開始を告げるチャイムが鳴り、透とあたしはそれぞれの席に着いた。今日の一限は数学。あえて優しい先生の授業が一限の日を選ぶ透って…まぁこれで一限が鬼教官だったらあたしもなかなかやりづらい。
えっとー…透がシャーペン落とすのが合図なんだっけ?全く、分かり易すぎない?まぁいいんだけどさー…それにしてもいつ落とすのかな?気掛かりで授業が身に入らないよぉー…花奏に数学のノートもお願いしとかないと。
「えーっとじゃあこの部分、本山さん答えてくれる?」
「えっ!?あっ、はいっ!」
嘘でしょおおおおっ!?いつも指名とかしなくない!?何で今日に限って!?全然聞いてなかったよー…「分かりません」って言おうかなぁ…でもちゃんと聞いてたら出来るのに…。
にこやかにあたしが答えるのを待つ先生の手前、どうすればいいか分からなくなり冷や汗が出てきたところでタイミング良く透がシャーペンを落としてくれた。…作戦、開始!

