「もしもし、絵里子。眠くなってない?」
「うん、大丈夫だよ。」
「…それで、なんだけどさ…。」
花奏の声はとても暗かった。こんな花奏の声を聞いた事はない。
「…透、今すごい危ない状態なの。手術に耐えられないって言うか…心肺停止が続いてるの。」
「それって…息してない、って事?」
「そういう事になるかな。…後一時間くらい待っても心肺停止が続く様だったら手術は打ち切り。…死を待つ事になるの。」
「そんなぁ…。」
一時間…長いんだか短いんだかよく分からない。だけどともすれば…後一時間で透くんとは永遠にさよならだ。
「絵里子…。」
「花奏…あたし、透くんの事信じてるよ?…透くんは絶対に目を覚ます。あたし、ちゃんと願ってるからね?」
「…ふふっ、相変わらず良い子なんだからっ。…じゃあ一旦切るね。…一時間後、また連絡するから。」
「…分かった、じゃあね。」
「うん、大丈夫だよ。」
「…それで、なんだけどさ…。」
花奏の声はとても暗かった。こんな花奏の声を聞いた事はない。
「…透、今すごい危ない状態なの。手術に耐えられないって言うか…心肺停止が続いてるの。」
「それって…息してない、って事?」
「そういう事になるかな。…後一時間くらい待っても心肺停止が続く様だったら手術は打ち切り。…死を待つ事になるの。」
「そんなぁ…。」
一時間…長いんだか短いんだかよく分からない。だけどともすれば…後一時間で透くんとは永遠にさよならだ。
「絵里子…。」
「花奏…あたし、透くんの事信じてるよ?…透くんは絶対に目を覚ます。あたし、ちゃんと願ってるからね?」
「…ふふっ、相変わらず良い子なんだからっ。…じゃあ一旦切るね。…一時間後、また連絡するから。」
「…分かった、じゃあね。」

