「…絵里子、結婚相手を決めるのは大学に入ってからでもいいんだからな?」
「だから!どうして付き合ってもいない相手と既に結婚の事まで考えなきゃいけないの!?」
「でもあの子、いい男だったわぁ…きっと絵里子の事を幸せにしてくれるわよ。」
「お母さん、泣かないで!まだ高校生だから!結婚とかまだ当分先!」
「…俺、秋風にだけは絵里子を取られたくなかった…。」
「お兄ちゃんは早く彼女作って!」
どうしよう…どうしてくれるの透くん!家族が急に元気を失っちゃったよ!…あれ、やったら元気出るかな?でもあれはなぁ…!やりたくないやりたくない!しかも自分の家族になんて!…でもやれって言われたからにはやらなきゃ!『お客さんが元気のなさそうな時にやるおまじない』!
「…もぉーっ!あたしに会いに来てくれたのにどうしてそんなに疲れ切った顔をしてるのですかぁーっ!えりたん、怒っちゃうぞっ!プンプンッ!」
…あ、滑った。お父さんとお兄ちゃんは口開けてこっちを見てるし、お母さんにいたっては飲みかけのコーヒーを口から垂れ流している。…やっちゃった、あたしこれ家族に嫌われたやつ。
「…絵里子!もう一回やってくれ!ビデオ回すの忘れてた!」
「俺も!携帯の録画に入れとく!」
「…お母さん、腹痛めて貴女と言う名の天使を産んだことをこんなに誇りに思った事はないわ…。てことでもう一回やってちょうだい。」
「もうやらない!もうやりませんよーっ!」
この過保護っぷりにはお手上げだが…元気になったみたいで良かった。今後クラスでは本山家は絵里子に気持ち悪い程の愛情を注いでいるという認識で回るのだろう。
「だから!どうして付き合ってもいない相手と既に結婚の事まで考えなきゃいけないの!?」
「でもあの子、いい男だったわぁ…きっと絵里子の事を幸せにしてくれるわよ。」
「お母さん、泣かないで!まだ高校生だから!結婚とかまだ当分先!」
「…俺、秋風にだけは絵里子を取られたくなかった…。」
「お兄ちゃんは早く彼女作って!」
どうしよう…どうしてくれるの透くん!家族が急に元気を失っちゃったよ!…あれ、やったら元気出るかな?でもあれはなぁ…!やりたくないやりたくない!しかも自分の家族になんて!…でもやれって言われたからにはやらなきゃ!『お客さんが元気のなさそうな時にやるおまじない』!
「…もぉーっ!あたしに会いに来てくれたのにどうしてそんなに疲れ切った顔をしてるのですかぁーっ!えりたん、怒っちゃうぞっ!プンプンッ!」
…あ、滑った。お父さんとお兄ちゃんは口開けてこっちを見てるし、お母さんにいたっては飲みかけのコーヒーを口から垂れ流している。…やっちゃった、あたしこれ家族に嫌われたやつ。
「…絵里子!もう一回やってくれ!ビデオ回すの忘れてた!」
「俺も!携帯の録画に入れとく!」
「…お母さん、腹痛めて貴女と言う名の天使を産んだことをこんなに誇りに思った事はないわ…。てことでもう一回やってちょうだい。」
「もうやらない!もうやりませんよーっ!」
この過保護っぷりにはお手上げだが…元気になったみたいで良かった。今後クラスでは本山家は絵里子に気持ち悪い程の愛情を注いでいるという認識で回るのだろう。

