翌日、託実と共に向かったのは
理佳お姉ちゃんのお墓。





「お姉ちゃん、託実と幸せになるね」

「理佳、百花を守ってくれて有難うな。
 約束通り、お前の宝物俺が守るから」



それぞれの想いを声に乗せて、
静かに手を合わせる。


新しい一歩が、今日からまた始まる。